「三角みづ紀著 週末のアルペジオ」


 1月26日(木)快晴

 君の出勤の朝は早い。
 5時半過ぎには起きてくる。

 気配で目を覚ますのは最近ずっと私。

 ガスストーブのぬくもりが狭いリビングを温め始めてからだ。
 君の献立による君の朝食に

 私はミルクティを添え

 今日はじめて二人で同じものを胃の中に入れる。

 6時30分から5分間わたしはテレビに合わせてラジオ体操をする。

 君の出かけるのは6時50分前後、行ってきます!と言ってドアを閉める。

 一人になった私は、部屋のかたずけと掃除、

 一人朝食を済ませ洗濯物を干すころ

 朝陽がさしこんでくる。

 今朝も山鳩の鳴くのを聞いた。
 
 部屋いっぱいに陽の射しこんでくるのは9時近くの頃だろうか。

 今日は、造園会社の方たちが植栽の剪定を始めたので、

 お布団干しは部屋の中だけ。
   
 家事を終え、パソコンの起動するのを待っていたら クロネコさんの配達。

 オンラインで頼んだもの2品だったが、一つはポスト投函品。

 手渡しの生鮮食品と一緒に手渡しで届けて下さったのだとは、あとで気づいた。

 春陽堂書店さんへ、一昨日に注文した「三角みづ紀著 週末のアルペジオ」。

 早やい!と感じたのは、ポストへの投函だと、いつも夜にならないと手元には届 

 かないから・・・。

 ほっとした時間だったので すぐ開いた。

 途中、小中学生時代の級友M嬢からの 3年ぶりぐらいの電話で中断したが 読了。 

 三角みづ紀の詩の言葉はだんだん優しくなってきたように聞こえてきて心やさしく   

 れたような気持ちなった。

 まだ30半ばの著者と80代後半を迎えた詩人谷川俊太郎との特別対談は、、同年代に

 仲間入りした私に はっとするような お面白い話が詰まっていた。

   

 家事を終えた頃だったか、智子さんから電話があった。

 昨日の続編だったので ふたりで、今日はお天気で良かったね!って、便乗のようだ 

 けれど どうか 私たちのこれからの道のりも どうか明るい方へとの願いが天まで

 届きますよにと吐いたつもりなのだけれど叶うだろうか。